はじめに
この記事は子育てエンジニア ADVENT Calendar の19日目の記事です。
この記事を書くモチベーション
子供を育てながらエンジニアとして頑張っている方々と繋がりたいなと思ったからです。
子供が小さいと、なかなかエンジニアのコミュニティイベントに参加することが難しいと感じています。コロナ禍によりイベントはオンラインで開催されることが多くなりました。今年は、AWS のコミュニティイベントである JAWS DAYS 2021 で登壇させていただきましたが、オンラインのイベントで新しく人との繋がりを構築するというのはとても難しいと感じています。
子供を育てながらエンジニアとしてのキャリアを重ねていくことは、とても大変だと思います。そんな方々とどこで繋がれるだろうかと考えた結果、子育てエンジニアのアドベントカレンダーに初めて参加することにしました。今回の投稿がきっかけで、同じように頑張る方々と繋がれたらとても嬉しく思います。
私の家族構成について
- 息子4歳
- 妻
2021年の子育て状況
- 息子が幼稚園に通うようになった
- 自分でトイレに行っておしっこするようになった
- 最初はお風呂場でトレーニングしました。
- 調子がいい時は、手洗いまで自分でできるようになり、トイレに連れて行くのが随分楽になりました。
- 常にオムツにうんちをしていたのが、トイレで出来るようになった
- 仮面ライダーにめちゃめちゃはまった
- きっかけは NHK で放送されていた仮面ライダーヒストリア
- 特に昭和のライダーがお気に入りのようです。
- 今年のクリスマスプレゼントは仮面ライダー1号の変身ベルトにすることにしました。
- 息子と二人で仮面ライダーごっこをして戦うようになった
- 息子の体重が17 kg を超えたため、そろそろ抱っこがしんどくなってきた
- 来年も抱っこできるだろうかとちょっと心配しています。
2021年のエンジニアとしての成長
- 仕事
- 総合職から裁量労働制の専門職に昇格した
- 複数のプロダクトのリーダーになった
- 新しいプロダクトを複数リリースすることができた
- AWS
- サーバレス関連の技術に触れることができた(AWS Cognito、API Gatewayなど)
- コンテナ関連の技術に触れることができた(AWS ECS、Fargate、ECRなど)
- コミュニティ活動
- JAWS DAYS 2020登壇
- JISTA 九州支部 勉強会登壇
- 資格取得
- AWS 認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナル取得
- AWS 認定 DevOps プロフェッショナル取得
- その他
- 会社のメールアドレスにヘッドハンティングのメールが届くようになった
- 尊敬する方から、うちで働かないかとお誘いを頂いた
今年から裁量労働制になりました。基本給が大幅に上がり、自分の裁量で働く時間を決められるようになったので、仕事と子育ての両立がしやすくなりました。
その分、求められる結果の水準が上がったため、プレッシャーも凄まじく、自分のタスク量が多すぎることから、昼休みにも働くことが多かった一年でした。複数のプロダクトチームを受け持つことになったことも一因です。これまで担当していたプロダクトに加えて、自分が企画したプロダクトを会話する事になり、0からチームビルディングすることになりました。
複数のチームをどうやって管理したらよいか日々手探りであるため、オライリージャパンのエンジニアのためのマネジメントキャリアパスにはとてもお世話になりました。
また、今年はAWS のコミュニティイベントである JAWS DAYS 2021 で登壇させていただく機会がありました。私のセッションの瞬間最大視聴数は 757人で、多くの方にご覧いただくことができました。めちゃめちゃ緊張しましたが、とても良い経験になりました。
4年前に、社内で一番 AWS に詳しいエンジニアになろうという目標を立てました。今もその方針に従っています。
世界一や日本一の水準を目指すことは難しいかもしれませんが、社内一であれば目指せるのではないかと考えました。2021年はサーバレスやコンテナといった、これまで触ったことがなかった技術に触れることができて、とても良い一年でした。
今年の資格取得の目標は、ソリューションアーキテクトプロフェッショナルの取得だったのですが、勢い余ってDevOpsプロフェッショナルも取得することができました。
また、2021年は色んな所からお声掛けいただいた一年でした。中には怪しい?ヘッドハントの会社からのメールやメッセージをいただくことが多かったですが、尊敬する方から直接、うちで働かないか?と声をかけて頂いたのはまさに青天の霹靂でした。家庭の事情もあり今すぐ転職することが難しいのですが、人生の選択肢を持っておくことはとても大事だなと思いました。
2022年もなれる最高の自分を目指して、外からお声掛け頂けるエンジニアになりたいと思います。
育児と仕事と勉強を両立する
私の1日の流れはこんな感じです。こうして見ると自分の自由にできる時間が、朝昼晩で30分ずつあります。この30分間を使って勉強したり、息抜きしたりしています。
休日も大体1日中息子と遊んでいるため、1日の流れはあまり変わりません。
- 5時30分起床
- 妻と分担して、担当の曜日は息子のお弁当を作る
- 6時30分
- 息子を起こして一緒に着替える
- 7時から8時
- 朝食
- 息子の手洗い歯磨き
- 息子のトイレ(大体うんち)
- 8時30分から9時
- 息子を幼稚園に送って行く
- 9時から9時30分
- 勉強時間
- 9時30分から12時
- 在宅勤務
- 12時から13時
- 昼休み
- 昼食
- 近所を散歩
- 音声入力しながらブログの下書きや自分のタスクをメモする
- 昼休み
- 13時から17時30分
- 在宅勤務
- 残業する場合は最大で19時30分までを死守
- 在宅勤務
- 18時から18時30分
- 息子を幼稚園に迎えに行く
- 18時30分から19時15分
- 家族で夕食
- 19時15分から20時
- 息子と一緒にお風呂
- 20時から21時
- 息子を寝かしつけ
- 21時から22時
- 洗い物
- 洗濯物をたたむ
- 22時30分から23時
- Kindle で漫画を読む
- 就寝
子育てをしながら勉強する時の心構え
- 自分の強みが活かせる分野に集中する
- 全くのゼロベースでのインプットは時間がかかります。基本的に隙間時間でインプットを行うため、出来る限り自分の強みが活かせる分野に集中するようにしています。
- 私の場合ここ数年は AWS 認定資格を取るということに集中しています。
- AWS 認定資格の場合、他の資格試験で勉強したことが違う試験に活かせることが多いため、非常に効率が良いと考えています。
- インプットしたことを実務と直結させる工夫をする
- AWS 認定資格の場合、実務でやったことがある内容や、今後の実務に活かす活かせそうな内容が度々出てきます。 そういう場合はできる限り自分の経験として実施するように心がけています。
- スキマ時間で勉強する
- スマホで勉強できる教材を使ったり、 Kindle で電子書籍を読むようにしています。
- 音声入力を最大限活用する
- スキマ時間でインプットやアウトプットを行う場合、パソコンの前に座る余力はほとんどありません。散歩しながら音声入力することで、入力スピードを上げてアウトプットする工夫をしています。
- 自分へのハードルを極限まで低くする
- 育児も家事もしていると疲れます。1日1分でもインプットできたらよしとしています。
- 子育てしているとだいたい計画通りに行くことはないので、ちょっとでも勉強したり、アウトプットできたらいいやと言う感じです。
- 実際、このブログ記事を書いている時にも、2回夜泣きがあり、寝かしつけにそれぞれ30分以上かかっています。
- 自分の体調を最優先にする
- 疲れた時はさっさと寝てしまいます。
まとめ
2021年の自分の子育て状況とエンジニアとしての成果を棚卸しました。もうすぐ2022年を迎えるため、ちょうど良いタイミングでした。私の体験談が同じように子育てしているエンジニアの方の参考になれば幸いです。
明日のアドベントカレンダーは、 OKIYUKI さんです!