はじめに
9月22日に開催された技術書典7に参加してきました。育児が忙しい中で、 快く送り出してくれた妻に感謝です。
技術書展とは
技術書のお祭りです。詳細は下記公式ページをご覧ください。
私が初めて技術書典を知ったのは、ちょうど一年前でした。当時から、湊川あいさんの本がほしい!!!と思い、こういう記事を書いていたのですが、日程が調整できず、参加することができませんでした。
7回目の技術書典に参加することができて、とても嬉しいです!
湊川あいさんの記事のおかげでたどり着けた会場
今回、初参加だったため会場までの道のりが正直良くわかりませんでした。東池袋から行くと非常に楽でした。素晴らしい記事をありがとうございます!
私が買った戦利品
一番の目的は、湊川あいさんのマンガでわかるRubyの1巻と2巻でした。しかし、様々なブースの前を歩いているうちに、面白そうな技術本が次々と目に入り、結果としてこれだけの量になってしまいました・・・。しかし!後悔はしていません!
今回は、RailsとRubyの本を中心に買いました。
初めて参加した感想
久々に人混みの中を歩きましたが、とても楽しかったです!どこを歩いても技術書しかないという状況は非日常的で、本屋でもできない体験でした。
技術書典は、自分以外の人たちが得た経験や知識を、技術書という形で世の中に伝えることができる素晴らしいイベントだと感じました。様々な人の体験が同人誌という形で配布されているため、一般書籍とはまた違った面白さがあります。より具体的で、ニッチな情報を得ることができるのは非常に面白いです。マネーフォワードさんの同人誌も購入させていただきましたが、他社さんがどのようにプロダクトを開発・運営しているのかを学ぶ良い機会になりました。
また、本を執筆した人からどんな思いでこの本を書いたのかを聞くことができ、共感した本は思わず買い込んでしまいました。
感銘を受けたトミ爺さんのお話
特に、84歳の現役のアプリ開発者であるトミ爺さんご本人のお話には感銘を受けました。初めてアプリ開発のためにプログラムを学びだしたのは76歳ぐらいからというお話を伺い、さらに、始めた理由は「楽しそうだったから」とのことで、非常に胸を打たれました。 エンジニアの35歳定年説とか甘えたことは言ってられないなと背筋が伸びる思いでした。
#技術書典 は、本を書いたご本人と直接会話できるのがとてもいいなと感じました。84歳のトミ爺さんから「アプリ開発を学んだのは76歳くらいで、やろうと思ったきっかけは楽しそうだったから」というお話を伺って、エンジニア35歳定年説なんて言ってられないなと背筋が伸びました。私もがんばります! pic.twitter.com/OwCfhJmSPg
— Yokoyama Hironori (@yokoyantech) September 22, 2019
私もこういう老後を過ごせるように、トミ爺さんの生き方を見習いたいと思います。
湊川あいさんにお会いすることができました
短時間ではありましたが、湊川あいさんにご挨拶できたのも良かったです。マンガでわかる Docker のサポートサイトに、私のブログ記事を掲載していただいたお礼をお伝えしました。
私はとても緊張していたため、ほとんどお話することができなかったのですが、非常に丁寧に対応していただきました。湊川あいさんの本は、GitやDockerなど、敷居が高いなと思っていた技術に対して、一歩を踏み出す手助けをしてくれると感じています。マンガでわかるRubyを読んで、もっとRubyを好きになりたいと思います。湊川さんをこれからも応援しています!
一人で行っても楽しむことができました
今回はぼっち参加だったのですが、 rails チュートリアルで大変お世話になった安川さん(@yasslab)や、Saitama.rb でお会いした@y_yagiさんに再会することができて、とても嬉しかったです。こういう形で社外のコミュニティの方々とのご縁が繋がるのは大変ありがたいです。
この一角は、私もとても落ち着きました!@yasslab さんと @y_yagi さんに再会できてとても嬉しかったです。 Rubyやってる方々はぜひお立ち寄りくださいませ!3階の壁寄りです! #技術書典 https://t.co/jLQnOeX6A3
— Yokoyama Hironori (@yokoyantech) September 22, 2019
ちょまどさんが降臨されていました
2階にはちょまどさんが売り子として参加されており、人だかりが凄まじかったです。私は残念ながら3階に移動する列に並んでおり、ちょまどさんにお会いすることができませんでした・・・。
私も技術同人誌を書きたくなりました
術書展は学校の文化祭のようだなと感じました。普通に一参加者としてイベントに参加するだけでも楽しいですが、出展する側には、また違った面白さがあると思います。もちろん、当日までの原稿の執筆や入稿、会場設営、売り子など、出展側ならではの苦労もあると思います。顧客側から販売側に回ることで視点も真逆になります。情報を受け取る側から情報発信する側に回れたらいいなと感じました。
ブログを書くことの延長上に、技術同人誌もあるかもしれないなと考えています。私が書くなら、SIerの会社員が Web サービスを作ってみた話、SIerのエンジニアが社内ミートアップイベントを企画して社内に根付かせるまでの道のり、みたいな感じで、自分の体験に基づく音が書けたらいいなと、 ぼんやり考えています。
まとめ
ということで今回は念願の技術書典7の参加レポートを書きました。毎年春と秋の二回開催されているとのことなので、また妻と相談して、 参加してみたいと思います!