はじめに
最近、プロダクトマネージャーはどうやって振る舞えばいいのだろう?とわからなくなってきたのでいろんな講演を聴いています。
学びたいこと
プロダクト立ち上げ期のプロダクトマネージャーとしての振る舞い方
聴いたウェビナー
感想
プロダクトマネージャーの一番の仕事は、言語化である ということを聞いて、とても腑に落ちました。プロダクトづくりは不確実なことだらけだけど、不確実なものを以下にわかりやすく言語化していくことが大切ということを学びました。また、n=1の意見だけを聞いて、機能を作らない!というご指摘も、ユーザーの声を集め始めた初期段階では、やりがちだなあと自省しました。前編・後編ともにとても良いウェビナーでした。これが無料で聞けるなんて有り難い・・・!
講演メモ
前半
プロダクトマネージャとは、
- プロダクトの成長や成功に責任を持つ人。
- プロダクトの方針を決める人。
- 使命、実現したい未来、価値観を言語化する人。
- あらゆる人を巻き込み、環境をつくる人。
- ユーザーに直接会いに行く人。
- ユーザーの課題を解決する人。
- 成功に向けてみんなの視座を合わせる人。
- ユーザーの声を代弁する人。
- 言語化が一番の仕事。みんなに伝え人を動かす人。
- ミニCEOと言われることもあるが、それはプロダクトを成功に導くための視座の例え。
- プロダクトの成功のために必要なことは何でもやるが、資金調達や採用などCEOの役割も担える最強の中間管理職というわけではない。
- 一般的に、SaaSは黒字化には3年かかる。それまではコストセンター。経営層の理解も必要。
- キャリアに迷う人はプロダクトマネージャを目指すと良い。学ぶことは多岐にわたる。
- プロダクトマネージャになる人は様々。エンジニア出身や営業出身もいる。
後半
- プロダクトライフサイクルを見据えたプロダクト設計
- PMFし続ける
- プロダクトは、永遠のβ版
- お客様の課題も変わる。プロダクトも変わるべき。
- 事業開発と、PdMとの線引き
- Marketは、PMMが担うという手もある
- 事業開発の仕事は2つ
- 攻めるMarketを選ぶ
- プロダクトはこの後に投入
- Marketの中で勝つ方法を見つける
- どう勝つか?
- 攻めるMarketを選ぶ
- ユーザーに提供する価値を定義すること
- 事業開発が立てた数字に責任をもつのは誰?
- PdM?
- 事業計画通りに行くプロダクトはないが・・・
- 創業者が学ばないと、うまくいかない
- 人も入ってこない。ついてこない
- 創業者が書いたクソコードをエンジニアが修正するのも大事
- 自分もやってみる
- 立ち上げ期の戦略
- 仮説の4階層を意識する
- 今、どこの階層の話をしているんだっけ?と意識する
- Core(事業責任者 or PdM)
- プロダクトの世界観
- ミッション
- ビジョン
- 企業への貢献
- 事業戦略
- プロダクトの世界観
- Why(事業責任者 or PdM)
- 誰をどんな状態にしたいか?
- ターゲットユーザー
- ペイン・ゲイン
- なぜ自社がするのか?
- 市場分析
- 競合分析
- 誰をどんな状態にしたいか?
- What(PdM)
- ユーザー体験
- カスタマージャーニーマップ
- ビジネスモデル
- ロードマップ
- ユーザー体験
- How(PdM)
- 誰をどんな状態にしたいか
- UI
- 設計・実装
- 誰をどんな状態にしたいか
- Core(事業責任者 or PdM)
- 今、どこの階層の話をしているんだっけ?と意識する
- n=1の意見だけを聞いて、機能を作らない!
- ユーザーの声を鵜呑みにしない
- ユーザーの期待を超えるものを提案することが大事
- ユーザーの声の聴き方
- 感想を聞くな。Factを聞け!
- お金を払ってまで困ってる?
- ニーズの探し方
- 大きいMarketの小さい課題を狙う
- スタートアップはリソースが限られている
- 物量戦だと大手に負ける
- 最初は、特定のユーザーを刺しに行く
- Facebookも最初はハーバード大の学生だけだった
- 敵を増やさない。味方を増やす
- 仮説に対する戦略の可視化が大事
- 競合に潰される前に自滅するパターンが多い(敵より味方の方が恐ろしい)
- エンジニアが辞めるとか・・・
- 競合がこれやってるから、やろう、の前に、まず自分たちを見よう
- 大きいMarketの小さい課題を狙う
- 仮説の4階層を意識する
- PMF後のプロダクト開発の進め方
- ユーザーの声をそのまま当てはめるのではなく、自分たちの北極星を持つ
- そもそも、PMFって何??
- 度合いを示すもの。バロメーター。
- お金を払ってもらった後、というイメージか。
- 売れても色々見ない。ちゃんと根を張る。
- 浅いと競合に負ける。
- 初志貫徹する
- 僕は君だけの課題だけを見てるんだよ!
- 度合いを示すもの。バロメーター。
- 創業者がPdMをやり続けるとエモくなる。早々に後任に権限委譲するのも手
- 移譲してもらうためには?
- 依頼者側が失敗を許容するとよい
- 依頼する側も、見極めが大事
- 権限委譲ではなく、無茶振りになってしまう
- 例)赤ん坊に PdM を任せようとする
- 例)エンジニアなんだから、インフラもできるよね!とか
- 権限委譲ではなく、無茶振りになってしまう
- 移譲してもらうためには?
- 何ができたら、グロースなんだっけ?を明確にする
- 価値を肉付けしていく
- ビジョン達成のために、価値を縦と横に広げていく
- プロダクトを作るということ
- 仮説検証を繰り返すこと
- 仮説検証は、失敗すること
- 今作りたい価値を分解して、小さい失敗を繰り返しながら、ユーザーの現実世界と、頭の中の作りたい世界をすり合わせていく
- 失敗を許容する