はじめに
平日に休みが取れたので、事前のネタバレゼロで竜とそばかすの姫を見てきました。細田守監督の作品はサマーウォーズが一番好きです。
以下、自分なりの感想をまとめます。ネタバレを含みますので、ご注意ください。
一言感想
サマーウォーズ+美女と野獣+親の虐待を描いた映画。映像がとても美しい。でも、子持ちには辛い。
よかったところ
- 映像がとてもきれい
- 風景から、たぶん四国の高知かな?
- 仁淀川とか四万十川とか
- 水がきれいな描写多くて夏感ある
- しれっとバスが廃線になるのがリアル
- UがOZ感ある
- ベルがクジラの上で歌うシーンは圧巻
- サマーウォーズでもクジラ出てた気がする
- なんだかんだで、サマーウォーズ的な話は盛り上がる
- 劇中歌がよく入るのでミュージカルのよう
- 美女と野獣感ある
- ミュージカル風にベルと竜が惹かれ合う映像がとても綺麗
- 忍がただひたすらにイケメン
- 知人友人みんなの力を合わせて問題解決する様はサマーウォーズ感ある
- モブだと思っていた鈴のお母さんの友達たちや、ルカちゃん、カミシンも役に立っていた
よくわからなかったところ
- 細田守監督がこの映画で描きたかったこと
- ネット大衆の意見は、善意もあるし悪意もある?
- ネットで別人格を得ることで可能性が開く的な感じだろうか?
- ベルが竜に惹かれる理由
- 恋なの??
- あれ?忍くんは??
- ジャスティン、ジャスティスの目的がよくわからない
- Uの治安を守ること?
- スポンサーがついていたので、支持はされてるのだろう
- ジャスティンの右手についていたアンベイル?する機械は何??
- 創造主と同じ力持ってます的なセリフもあったが、自作したのだろうか?
- スポンサーに作ってもらったとか?
- 竜はジャスティンにフルボッコにされるほど悪いことをしたのか?
- 闘技場的なところで連戦連勝していて、相手を徹底的に叩きのめしていただけでは?
- 自分が正義であれば、相手をいくらでも叩いても良い、というSNSを皮肉っているようにも見える
- 忍はなぜ鈴がベルだとわかっていたのか?
- 亡くなった鈴のお母さんの友人たちもわかっていたので、歌声で気づいたとか??
- 恵と知が父親に虐待されている理由は何?
- 龍の強さ=親からの虐待・抑圧の強さなのがエグい
- 父親もジャスティン感あった
- 俺が正義、俺がルールだ従え!的な
- 鈴が恵と知を助けるために一人で東京に向かった理由は?
- みんなで虐待される様を見ていたのだから、大人がみんな鈴一人で行くのを止めない(むしろ駅まで送り届ける)のに違和感を覚えた
- こういうときこそ、見守る母親の立場の忍が「俺が行く」とか「俺も行く」と言うのでは?
- 鈴は2つのマンション?ビル?と夕方の放送を手がかりに東京に向かうが、知に会えた理由がよくわからない
- 走ったら会えました的な展開に違和感を覚えた
- ヒロちゃんがサポートし続けるとかならまだ納得感あったのだが・・・
- 走ったら会えました的な展開に違和感を覚えた
- 恵と知の父親が鈴に殴りかかろうとして、止めた理由は?
- 大の大人がなぜ女子高生一人に怯んでしまったのか?
- 心の強さに負けた的な感じになっていたが、モヤモヤする
- 大の大人がなぜ女子高生一人に怯んでしまったのか?
- 恵と知は結局どうなったのか?
- 保護されたのか・・・?
- 結局、鈴は誰とくっついたのか?
- 順当に行けば忍だけど・・・?
- 恵も幸せになって欲しい
総括
夏休み映画ということもあり、私の席の周りには子連れで見てる方々もたくさんいました。が、子供への虐待シーンがあるため、こういうのはちょっとエグいな・・・と、悲しかったです。私は小さな子供の親なので、そう思うのかもしれません。
映像や音楽がとてもキレイなので、そのシーンを除けば、とても素敵な映画でした!