紙一重の積み重ね

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【JAWS DAYS2019レポート】Amazon DocumentDB(with MongoDB Compatibility)入門 #jawsdays #jawsug

はじめに

2/23(土)に開催されたJAWS DAYS2019のセミナーレポートです。 内容は整理しているものの、内容に不備がありましたらご了承ください。

テーマ

Amazon DocumentDB(with MongoDB Compatibility)入門

クラスメソッド菊池さん DocumentDB大好き!

資料

www.slideshare.net

ドキュメント志向DBとは

  • いわゆるNoSQLの1分類
  • JSON/XMLなど半構造化データを扱う
  • 範囲が非常に広い
    • RDB以外はNoSQLと言ってる
      • レスポンス重視のNoSQL
      • スループット重視のNoSQL
        • いろいろある

MongoDBとは?

  • BSONが使える
  • スキーマレス
  • 柔軟なクエリが使える
  • RDSとの対比
    • RDBの表がコレクション
    • RDBのRecordがドキュメント(JSON)
  • 機能の変遷
    • ver3.0
      • ドキュメントレベルロック
    • ver4.0
      • トランザクションSupport
  • 位置づけ
    • RDBとDynamoDBの中間がMongoDB
      • 柔軟なクエリが書ける
        • DynamoDBはIndex付与が必要
      • 集計が強力
        • RDBで言うところのグループ関数が使える
        • DynamoDBよりもアプリケーションに優しいと思う
      • クラスタアーキテクチャ
        • レプリカセット構成
        • シャードキーによるスケールアウト
          • シャーディングは最終手段!
            • 運用負荷が爆上がり
            • シングルではさばききれないような場合にシャーディング
            • そもそもDBを分割できないか考える

パフォーマンス

  • 基本はRDBと同じ
    • IOいかに減らすか

良いところ

  • 柔軟なクエリ
  • 強力なINDEX
  • 集計

注意点

  • トランザクションは基本無いと考える
    • Ver4.0も補助的なもの

DocumentDBとは?

  • MongoDBと互換性のあるマネージドDBサービス
    • MongoDBのマネージドサービスではないので注意
    • V3.6と互換性ある
    • ストレージエンジン部分はAuroraと同じ

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  • MongoDBの使いやすさとAuroraの堅牢性を持ったサービス
  • RDSと同等のパックアップ
  • まだ東京リージョンにない

感想とまとめ

本セッションは15分のセッションでしたが、満席で立ち見の人もたくさんいました。

今の仕事で No SQL を扱う機会があり、 dynamo DB を主に使っています。昨年、No SQL を調査した時には mongo DB も良さそうだったのですが、 マネージドサービスではなかったため導入を見送った経緯があります。DocumentDB は待望のマネージドDBサービスとのことなので、 今後No SQLを使う際は選択肢に入れたいと思います!