紙一重の積み重ね

アラフォーのエンジニアがなれる最高の自分を目指して、学んだことをこつこつ情報発信するブログです。

【祝ブログ7周年】42歳になりました。世界中の名著に触れ、自分の仕事を全うし、愛し合い、変えられないものへの態度を改めたい。

はじめに

管理職になってからというもの、自分の仕事に関することは書かないでおこう、とか、色々考えていました。 すると、だんだんブログを書くことが億劫になってきて、それを言い訳にしつつ記事を書かなくなっているここ数年なのです。 しかし、それでも自分の年齢を重ねた節目ということもあり、今の自分の自分の思考ログを残したいと思います。

41歳を振り返る

  • 本厄。
  • 感情の浮き沈みが激しかった。
  • 仕事もプライベートも必死。がんばった。
  • ウルトラマンブレーザーにめちゃめちゃハマった。ゲント隊長たちに3回会いに行った。
  • 親と過ごせる残り時間を意識するようになった。
  • 管理職として経営の一端を担うようになり、視座が上がった。
  • プライベートジムに通うことができた。だんだん筋肉がついてきた。
  • ハリー・ポッターに今更ながらハマった。

42歳の抱負

世界中の名著に触れる。自分の仕事を全うして、愛し合い、変えられないものへ逃げずに向き合う態度に改めた末に幸せになる。

最近、ふと、42歳になる割には世の中のことを何も知らないな と思い、世の中にある素晴らしい本に触れることにしました。

試しに100分de名著のマネジメントを読んでみたところ大変面白かったので、継続することにしました。

最近読んだ本はこちら。どれも2時間程度でサクッと読めます。特にキンドルだと600円と約半額でおすすめです。

なお、42歳の抱負は、ビクトール・フランクルの夜と霧から影響を受けています。

思考ログ。仕事編

自分が立ち上げた新規事業は一区切りとなり、新しい部署へ異動になり、新しい管理職としてのミッションを担うようになりました。自分の部下の人数が増え新しい挑戦を始めています。

経営の一端を担うようになり、プロジェクトやプロダクトの単位ではなく、事業全体の収益がどうか、を見るようになり視座が上がりました。また、自分1人で手を動かすのではなく、人を動かしてチームで結果を出すということは、口で言うのは簡単ですが非常に難しい。

前述の通り、最近、ドラッカーのマネジメントに触れる機会があり、マネジメントはただ単に管理するという話ではなく、ドラッカーが第一次世界大戦から第二次世界大戦を経て、 どうすれば人間が幸せになれるかを考え抜いた末に生まれたものである ということを知りました。単純に管理の手法を解いた本ではなかったのです。大学生の頃に学んだ、ピーター・ドラッカーを、もっと真剣にやっておけばよかったよ・・・。

一人一人の強みを生かして、組織と社会に貢献して、関わる人の人生が、少しでも幸せになる方向に向かっていけたらと思います。

思考ログ。私生活編

昨年に引き続きバッキバキに心が折れていました。後厄かあ。自分の中で結構感情の浮き沈みが激しく、人生は思うようにはならないものだと、当たり前のことを学びました。

最近、アドラーの人生の意味の心理学と、フランクルの夜と霧、井原西鶴の好色一代男に触れる機会がありました。

つまるところ人生は、「生まれること、死ぬこと、その間に愛すること」の3つに集約されるということを学びました。 妻と息子を愛することに集中する一年にしていきます。

また、世の中には様々な人がいます。論語を読んでいる際に、佐々木常夫さんの「運命を受け入れる」という言葉が目につきました。 佐々木常夫さんは、奥様がうつ病になり、お子さんは自閉症である中で、東レの管理職として家庭と仕事を両立された方です。

自分の運命を嘆いても仕方がなく、受け入れる。諦めるのではなく、運命に対する自分の態度を自分で意味づけする。 天は私が乗り越えられるだけの試練を与えているのだ、ということを論語から学ぶことができました。

人の生き方の本質は、フランクルの夜と霧にも通じる物があるなということを学びました。 おそらく、名著と呼ばれるものの本質は、どれも同じなのかもしれません。

これからも様々な名著に触れていきたいと思います。 今は、おくのほそ道を読んでいます。これも面白い!

息子は、恐竜、LaQ、ポケモンフレンダに大ハマリしています。小学生になり、一緒に遊ぶことがとても面白くなってきました。これからも家族で旅行したり、車で出かけていきたいと思います。

まとめ

もうすぐ後厄も終わるはず。名著から勇気をもらいながら、不惑の40代をこれからも生きていきたいと思います。