はじめに
場所に限らず、ネットにさえ繋がっていれば、どこからでもコードが書けるCloudIDEは、AtCoderの学習や、ちょっとしたコードを書きたいときにとても便利です。
私はRailsチュートリアルをきっかけに、Cloud9で個人的な開発を進めてきました。無料で使えたため重宝していました・・・が、AWSに買収され、6月末をもって私のワークスペースが削除されてしまいました。AWS本家のCloud9にしようか迷いましたが、1年間の無料枠があるとは言え、EC2インスタンス料金がかかってしまうため、無料で使えるCloudIDEを探すことにしました。
代替案
- coder
- VSCodeが使える、という情報をQiitaで得たのですが、登録方法がよくわかりませんでした。 coder.com
- Gitpod
- 今回はこちらを採用することにしました。 www.gitpod.io
Gitpod設定手順
- Githubにログインする
- https://www.gitpod.io/ にアクセスして、右上の Go to app をクリック
- 自分のGithubアカウントと連携する
- チェックを入れて、 Create free acount をクリックする
- ワークスペースの雛形が表示される。
Rails
やdjango
の雛形も選べる模様。- ここから先、どうしていいかちょっと迷う。
- 上記のワークスペース作成では特に何もせず、自分のGithubリポジトリのURLの先頭に
gitpod.io/#
を付与してアクセスする- 例)
- リポジトリURL
- GitpodURL
- gitpod.io#https://github.com/yokoyama/hogefuga
- 例)
- しばらくすると、VSCodeっぽい画面と、Welcomeダイアログが表示される
- 自分のGithubリポジトリの内容が、VSCodeで表示される
- うおおおお!ブラウザでVSCodeが動いてる!!!感動!!!
- 以下のキャプチャは私のAtCoder学習用リポジトリです
Gitpodを触ってみる
コンソールによるファイル作成
- ディレクトリ移動はもちろん、
touch
コマンドなど、問題なく動きました。 irb
も問題なく動きました。
rubyを書いてみる
gets
と入力しただけで、to_i
が補正されました。
Gitへのadd,commit,push
- こちらも問題なくできました
push
すると、なぜか失敗しました。
$ git push remote: Invalid username or password.
- どうやら認証するための権限が無いようです。画面上部にエラーダイアログが表示されます。
Grant Permissions
をクリックします。
- Githubの認証画面が表示されるので、
Authorize gitpod-io
をクリック - Gitpodに返ってくるので、
OK
をクリック - 再度、
git push
を実行- 今度は無事に
push
できました!
- 今度は無事に
$ git push Enumerating objects: 6, done. Counting objects: 100% (6/6), done. Delta compression using up to 16 threads Compressing objects: 100% (4/4), done. Writing objects: 100% (4/4), 444 bytes | 222.00 KiB/s, done. Total 4 (delta 1), reused 0 (delta 0) remote: Resolving deltas: 100% (1/1), completed with 1 local object. To https://github.com/yokoyan/atcoder_problems.git 8ad5c48..cad4d30 master -> master
まとめ
ということで、今回はCloud9の代わりにGitpodを試してみました。Cloud9でできていたことが、Gitpodでも問題なくできることが確認できたので、AtCoderのコードを書く環境はGitpodを採用したいと思います!!