紙一重の積み重ね

アラフォーのエンジニアがなれる最高の自分を目指して、学んだことをこつこつ情報発信するブログです。

【2024年総括】変化の中で人生の意味を見つめ、成長と挑戦を続けた1年 #振り返り

はじめに

2024年の最後の1日となりました。2024年を振り返ります。 また、はてなブログの今週のお題が「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」なので、合わせて参加したいと思います。

今年の総評

大きな変化と自己発見の1年でした。

今年は、私にとって幸せな人生とは何かを深く考え、言語化した1年でした。公私ともに不安を抱えながらも、前に進むことができました。

古典から多くの学びを得た一年でもありました。ブッダの教えである「諸行無常」、変化しないものは何もないという考え方は、良い時も悪い時も永遠には続かないという当たり前の真理に気づかせてくれました。

フランクルの「人生から問いかけられている」という生き方からは、自分の意志に関係なく起こった出来事に、いかに主体的に反応していくかを学びました。自分の欲望や願望中心ではなく、人生からの呼びかけに応える生き方、つまり意味と使命を中心とした生き方の大切さを知りました。

私が死んだ後に残るのは、私が集めたものではなく、私が与えたものです。子供が「お父さんに愛されて育った」と思ってくれることが、私の本望です。親から受けた愛情を次世代に渡していきたい、そう思えるようになりました。

人生は確かに大変で、辛いこともたくさんありますが、それでも人生にYESと言える生き方を選んでいきたいと思います。

今年のなれる最高の自分の点検

心を整え貯筋して、幸せな家庭を築いて、新しい仕事に挑戦して結果を出す - 心を整える:△ - メンタルの波が大きく、まだ課題が残る - 貯筋する:◯ - 80kgの重りでスクワットができるようになり、目標を達成 - 幸せな家庭を築く:△ - 夫婦の時間は増えたが、まだ改善の余地あり - 新しい仕事に挑戦して結果を出す:◯ - AI部門での売上達成と新たな挑戦ができた

2024年の方針の振り返り

年始に立てた方針の達成度を振り返ると: - 自分を大切にする、生きてるだけで偉い:△ - 波があり、自暴自棄になりかけた時期があった - 自分一人の時間を意図的につくる:△ - 前半はできたが、後半は忙しさに流され、十分な時間確保ができず - 筋肉を鍛える:◯ - 週1回のジム通いを継続できた - 世界中の名作に触れる:◯ - 100分de名著で多くの古典を学べた - 妻に感謝する、愛情を伝える:△ - 月1回の夫婦ミーティングは定着したが、日常的な感謝表現が不足 - 自分と対話する、手帳にやりたいことをたくさん書く:△ - 今年の中盤は全く手帳を使わなかった、後半からまた色々書くようになった - プロダクトマネージャーとしての経験を積む:△ - エンジニアリングマネージャーとなり予定と異なる方向性だったが、新しい学びを得られた - AWS を自分の強みとしてさらに伸ばす:◯ - Bedrockに触れ、新しい経験が得られた - 書籍の出版に挑戦する:✕ - 全く手をつけられなかった

2024年の10大ニュース

自分が企画して立ち上げたプロダクトをクロージングした

022年から自分が企画して立ち上げたプロダクトを事業撤退するという経営判断を行いました。企画を考えて作る前に顧客にインタビューをして、ゼロから開発チームを立ち上げて3ヶ月程度でプロトタイプを作り、社内でも有効性を検証してバージョン1.0を開発して初めてのお客様から売り上げを得ました。私自らプロダクトマネージャという肩書きでお客様にプロダクトの説明をしたり、新機能のプレスリリース原稿を作成したり、ウェビナーで登壇をしたり、とても密度の濃い2年間でした。

プロダクトをクローズする方向性になってからは、開発チームメンバー一人一人と面談を行い、それぞれが望むキャリアに一番近しいところに行けるように社内的に調整を行いました。私たちのプロダクトが解決しようとしている問題が、解決の研究度が低く、問題の頻度も少なく、問題解決時の経済的なインパクトが小さいため、SaaSとして大きくスケールすることが難しいという結論に至りました。私自身の言葉で言語化できたことで腹落ちしましたし、経営層に提言することができました。

一方で私たちのプロダクトにお金を出してくださるお客様もいらっしゃって、このプロダクトをとても良いものだと言ってくださるお客様もいらっしゃいました。そうしたお客様に一人一人電話をかけてプロダクトをクローズすることになった旨をお伝えしていくのは大変心苦しかったです。

こうした苦い経験や事業から撤退するという経験も今後の糧にしていきます。

AI を扱う部署に開発マネージャーとして移動した

今年最大の変化でした。当初は望んだキャリアではなく、SaaSから受託開発型への変更に抵抗感もありましたが、新しい学びの機会として積極的に取り組みました。結果として、チームで大きな売上を達成し、部門の将来を見据えた前向きな議論もできました。

生成AI を毎日使うようになった

Claudeをはじめとする様々な生成AIモデルを活用し、業務効率化や学習支援に大きな成果を得られました。

妻と毎月夫婦ミーティングをするようになった

定期的なコミュニケーションの機会を設けることで、より良い関係づくりを意識した1年でした。

収入が過去最高額を更新した

昨年に続き、収入面でも成長を遂げることができました。

1年間で資格を3つ取得した

特にAIのG検定は1.5ヶ月という短期間での取得に挑戦し、自信につながりました。

父親が倒れた

幸い回復に向かっているものの、改めて親孝行の大切さを実感しました。

100分de名著にはまった

ドラッカー、フランクル、論語、ブッダなど、古典から現代に通じる多くの学びを得ました。

息子と初めて海で泳いだ

長期休暇を活用し、地元の海で貴重な家族の思い出を作ることができました。

久々に友人たちに会った

10年ぶりに再会した友人との変わらない関係や、新たな出会いを通じて、友情の大切さを再認識しました。

まとめ

2024年は変化と成長の1年でした。来年も皆様にとって実りある1年となりますように!