はじめに
2024年も残すところあと2日。今年取得した資格について振り返ります。
2024年の前半、AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(SAP-C02)とG検定、そして夏にAWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナル(DOP-C02)に合格することができました。今回は、6歳になった息子との時間を大切にしながら、管理職としての業務をこなしつつ、いかにして資格取得にチャレンジしたかをお伝えしたいと思います。
受験のモチベーション
私の技術者としての強みを「AWS」「AI」「マネジメント」の3本柱にしたいという思いがあります。特に、AIの実用化が加速する中で、クラウドとAIの両方の知識を持つことは、今後ますます重要になってくると考えています。また、既に取得している SAP と DOP は、今年が有効期限であるため更新する必要がありました。このまま放置してまたゼロから取得するよりは、更新することにしました。
学習期間と時間の捻出
各資格の学習期間は以下の通りです。
- SAP-C02:2ヶ月
- G検定:1.5ヶ月
- DOP-C02:2ヶ月
管理職として、また一児の親として、まとまった学習時間の確保は常に課題でした。特に土日は息子との時間を大切にしたいため、以下のような工夫で学習時間を捻出しました。
- 息子の習い事の待ち時間をスマホでの学習に活用
- 通勤時間での効率的な学習
- 会社の昼休みの有効活用
- 試験直前は休暇を取得して集中学習
効果的だった学習方法
今回特に効果的だった学習方法をご紹介します。
デジタルデバイスの活用
Kindle Scribeを活用し、図を書き込みながら理解を深めました。特にAWSのアーキテクチャ図の整理に非常に役立ちました。また、スマートフォンでの隙間時間学習では、主にAWS の WEB問題集を解いたり、Claude と議論していました。画面が小さくても集中できる工夫として、一つのトピックに絞って学習することを心がけました。
AIの活用と理解の深化
分からない点があれば、Claudeに質問しながら理解を深めていきました。特にG検定の学習では、ヤン・ジャクリン先生の緑本を基礎としながら、AIに具体例を質問することで、より実践的な理解につなげることができました。
特に、Claudeはどんなことでも説明してくれるので理解を深めるのに非常に役立ちました。ただし、ハルシネーションの懸念があるため、全く知らないことを聞くというよりも、ある程度知っているけどモヤモヤしていることや、自分の理解の確認があっているかを相談する事が多かったです。
アクティブリコールへの挑戦
G検定の学習では、科学的根拠に基づく学習法であるアクティブリコールを取り入れてみました。
効果の程は正直なところ実感しづらかったものの、新しい学習方法へのチャレンジは良い経験になりました。
今後の展望
これらの資格取得は、私の技術的な成長の通過点に過ぎません。しかし、最も大切なのは息子との時間です。彼の成長を見守りながら、同時に技術者としても成長を続けていきたいと考えています。
「AWSとAIとマネジメント」という3つの柱を軸に、なれる最高の自分を目指して、これからも挑戦を続けていきます。そして何より、この挑戦を支えてくれる家族への感謝を忘れずに、仕事と家庭のバランスを大切にしていきたいと思います。
おわりに
来年も引き続き、AWSとAIの資格取得を目指していきます。次は、AWS Certified Security - Specialty の期限切れが迫っているので更新したいと思います。来年も勉強するぞー!