紙一重の積み重ね

アラフォーのエンジニアがなれる最高の自分を目指して、学んだことをこつこつ情報発信するブログです。

【祝】2歳の息子を育てながら AWS 認定デベロッパーに合格しました

はじめに

2歳の息子を妻と一緒に育てながら、スキマ時間を利用して資格試験学習を続けています。間が空いてしまいましたが、8月に AWS 認定デベロッパーアソシエイトに合格することができたので学習方法などをまとめます。

AWS認定デベロッパーアソシエイトとは

aws.amazon.com

受験結果

私の受験者スコアは914点でした。合格ラインは720点です。思いのほか高得点でした。

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受験後のスコアレポートで、各セクションのスコアを確認することができます。

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学習期間

7月から8月までの約2ヶ月です。ただし、前半1ヶ月の1日あたりの勉強時間は15分程度です。今回は後半に詰め込んで勉強することになりました。反省。

業務でフロントエンド周りの知識が必要になりそうだったため、今年の6月頃までは HTML や JavaScript に関する資格試験を受ける気でいました。

その後、API Gateway をはじめとするサーバレス関連の技術も使う必要が出てきたため、目標を本資格に変更することにしました。自分の所属する会社で AWS を一番使えるエンジニアになろうという目標も立てていたため、結果的に自分の強みを伸ばす方向性で良かったと考えています。

学習方法

Udemy AWS認定デベロッパー模擬試験

一番最初に学習した教材です。

www.udemy.com

Udemyは定期的にセールを行っているため、タイミングが良ければ、90%オフなどで教材が購入できたりします。認定デベロッパーの学習教材は少ないということもあり、今回初めてUdemyの教材を購入してみました。

感想としては本番試験よりも、教材の模擬試験の内容が難しかったです。模擬試験ではAWS ECS など Docker コンテナに関する問題がたくさん出てきますか、本番では模擬試験ほどの難易度では出題されなかったように思います。ただ、学習教材としてはよくできており、得られた知識は非常に有用だと感じました。

また、私は隙間時間で勉強するため、1回の勉強時間が5分や10分です。おそらく、Udemyの全体の仕様なのだと思いますが、一度模擬試験を開始すると途中で終了することができませんでした(一時停止はできます)そのため、すべての問題を解き終わるまで解答が確認できず、いわゆる一問一答的な使い方ができませんでした。

結局、未回答の状態で模擬試験を終了して、間違った問題を解説付きで確認するという方法をとりましたが、隙間時間では非常に学習がしづらかったです。あくまで試験対策として、隙間時間で勉強したい方は、後述する Web 問題集の方がおすすめです。

AWS 公式ハンズオン

AWS Elastic beanstalk や API Gateway に触れたことがなかったため、AWS 公式のハンズオンセミナーを視聴しました。

特に以下のサーバレスアーキテクチャに関するウェビナーは、実際に手を動かしながら AWS lambda、 API Gateway、 dynamo DB、 AWS translate を使用して翻訳 API を作るという本格的な内容で非常に勉強になりました。

本資格試験を受験される方は一度触れていただきたいウェビナーです。

pages.awscloud.com

AWS 公式模擬試験

試験の一週間前を目安に AWS の公式模擬試験を受験しました。結果、なんと不合格でした。精神的に非常によろしくなかったです。

試験直前に不合格判定が出てしまったため、これまでの勉強方法を大きく見直すことにしました。

本番試験を受けた感想としては、公式模擬試験の難易度の方がはるかに難しかったです。認定デベロッパー試験においては模擬試験の結果はあまり当てにならないなと感じました。

模擬試験はウェブブラウザで受験します。問題のページングやチェックをつける処理など本番試験とほぼ同じ操作をするため、操作に慣れるという目的で受験する程度に留めた方が良いと思います。

AWS Web 問題集で学習しよう

本番試験の一週間前に急遽追加した学習方法です。私は過去、AWS ソリューションアーキテクトアソシエイトと AWS SysOpsアドニミストレータアソシエイトを取得しましたが、どちらも以下の Web 問題集で学習して本番試験に挑みました。

aws.koiwaclub.com

過去の成功体験にあやかろうということで、今回も同じ問題集を使うことにしました。ただ試験一週間前から新しい問題集を使い始めたため、約300問近くある問題集を一周通すだけで精一杯でした。

また、この時期は自分の理解をさらに深めようということで、ノートに手書きで要点をまとめながら学習していました。手書きで勉強をするということは非効率かもしれないと思いましたが、結果的に自分の思考が整理されてよかったです。自分なりの構成図を書いてイメージすることができるようになったため、ただ暗記するだけではなく、応用力がついたように思います。

AWS Black Belt、クラスメソッドさんのDevelopers IO

上記の Web 問題集は解説も詳しく説明してくれていますが、自分の理解が不十分である箇所がいくつかありました。

解説に記載されている AWS 公式の URL に加えて、自分がわからない技術についてはAWS Black Beltや、クラスメソッドさんのDevelopers IO を見て理解不足を補っていくように努めました。

dev.classmethod.jp

特に、AWS X-Rayはお世話になりました。

aws.amazon.com

勉強した感想

AWS のサーバレスアーキテクチャを中心に問われる問題が多く、AWS lambda、API Gateway、dynamo DB、AWS sqsなど、いわゆるステートレスなサービスを構築するための技術や知識が身につきました。

実務においてもサーバレスアーキテクチャを検討する機会が増えてきており、今回学んだことが活きているなと感じています。AWS の設計だけでなく実装に携わる人にはオススメしたい資格です。

今後の目標

AWS認定試験アソシエイト3冠になったため、次は AWS 認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナルを目指します。

問題文が凄まじく長いという噂を耳にしているため、果たしてスキマ時間でどれだけ勉強できるだろうかと心配になりますが、毎日少しずつ勉強したいと思います。

まとめ

今回は AWS 認定デベロッパーアソシエイトの合格体験記をまとめました。AWS 認定資格は他の試験で学習した知識が他の試験で使えたりするので、継続して深堀りしていけるのがとても良いと思います。

プロフェッショナルまで取得できれば、エンジニアとして一つの高みに到達できるため、これからもなれる最高の自分を目指して、日々勉強を重ねていきたいと思います。