はじめに
2020年2月14日に開催されたDevelopers Summit2020に参加してきました。
テーマ
エンジニアよ、今こそ社会課題に立ち向かおう!
カテゴリ
エンジニアの生き方
登壇者
関 治之さん[Code for Japan]
- 行政×ITコミュニティ
- CivicTech
- エンジニアの力がいかに社会の役に立つか
- ともに考え、ともにつくる が会社のテーマ
- デブサミとかぶってるw
- 行政の依存から、共創へ
- 市民と行政は薄い関係・・・?
- IT業界で言うところのインフラ??
- 行政・市民・NPOで課題解決へ
- ともに考え、ともにつくるコミュニティ
- CivicTechと呼ばれる活動
- 世界26カ国で Code for xx活動
- 日本全国80地域でも、Code for xx活動
- 各自で自らの地域を良くするための活動
- OSSコミュニティのようなゆるいつながり
- 行政とのアイディアソン
- CivicHackNight
- 街データ収集
- Wikipedia Town
- まちのデータ活用
- RESASワークショップ
発表資料
- 資料は公開済み
- slido.com
14D1
講演メモ
- 社会課題の解決にはテクノロジーが必要
- software is eating up the world!!
- 現実世界をプログラマブルに変えていく
- 自動運転
- ドローン
- スマートシティなど
- エンジニアにできることが広がってきている!!
- 社会課題解決に対する投資も増えてきている
- SDGS
- 気候変動で世界が危ない
- 子供の世代が生きている間に、地球の存続が危うい
- 大雨の頻度が増加する可能性がある
- 自分たちだけのビジネスををやっているだけではダメ
- 地球が危うい
- Society5.0
- 日本政府がプロモーション
- ドローン、AI家電、自動走行、etc
- すべてテクノロジーを使っている
- コーディングや要件定義が含まれる
- どこかでエンジニアが関わっている
- 日本政府がプロモーション
- 今こそ、テクノロジーの社会実装が必要
- 正しいものを正しく作る
- 行政や国にも持って欲しい考え方
- 自分の技術を、社会課題の解決のために使っているか?
- デブサミに来る人達のスキルは高いはず
- 社会に目を向けてみよう!
- 伽藍とバザール(エリック・レイモンド)
- 無料で読めるエッセイ
- Linuxを評価したエッセイ
- 伽藍(大聖堂)
- 綿密な計画
- サクラダファミリアみたいなもの
- バザール
- 変更受け入れる
- 自律的な小集団
- 早く細かくリリース
- いわゆるアジャイル
- 伽藍(大聖堂)
- 自治体にこの考えを当てはめてみると・・・?
- 日本の自治体は伽藍モデル
- しかも各自が孤立している
- 日本の自治体は伽藍モデル
- 伽藍モデルの課題
- 変化に弱い
- いわゆるウォーターフォール
- 1つの組織にだけノウハウが貯まる
- ベンダーロックインが発生
- 利用者は手を出せない
- 変化に弱い
- 行政の仕組みにバザールモデルを適用できないか?
- 壮大な社会実験
- 書籍「都市はツリーではない」
- 中央集権型よりも、自立分散構造の方が豊かな都市ができる
- まさにOSSコミュニティの考え方
- 著者はパターン・ランゲージを生み出した人
- 適用すると
- サービスを市民と作れるようになる!!
- ともにつくる社会へ
今あなたに何ができるか?
- 登壇者の体験談
- 何の変哲もないYahoo勤務のGISエンジニアだった
- OSSコミュニティ活動はしていた
- 東日本大震災で衝撃を受けた
- 広告が全部止まった
- 仕事ができなくなった
- でも困っている人たちがたくさんいる
- 一体何のために働いているのか?
- sinsai.info のサイトを立ち上げた
- Twitterで困っている声を地図上にマッピングした
- 3.11後、1日でサイトが立ち上がった
- その後、被災地でハッカソンしたりした
- 行政・自治体は、Systemのデザインが圧倒的に下手 という気付きを得た
- 自分ならもっと良い設計できる
- もっとデータを活用しよう
- OSS使ったらいいのに・・・
- コストも下がるじゃん
- 広告が全部止まった
- とは言え悶々とした
- 何から始めたら良いのか??
- TED
- ジェニファー・パルカ「コーディングでより良い政府を作る」
- 政府をインターネットのように運営できないだろうか?
- Internetはオープンで許可を待つ必要がない世界
- とても影響を受けた
- Code for Japanできないかな・・・?
- ジェニファー・パルカ「コーディングでより良い政府を作る」
- Code for America似合いに海外のConferenceに突撃した
- 友人と行った
- Code for Japanやりたいけどどうしたらいい?と聴いてみたら・・・
- Why not?
- 全然やればいいじゃん、と言われたwwww
- Why not?
- 始めることにした
- お金はないが、人を集めよう
- 「ともに考え、ともにつくる」をコンセプトのNetworkに
- 結果、日本全国80箇所で活動している
- 地図がないところはチャンス!!
- 自分で立ち上げられる!!
- Why not?なので、誰でもできる。始められる。
- 今では行政向けのサポートも多数実施
- 自自体データ活用研修
- プロフェッショナルなお金を頂いてやる研修
- 自自体データ活用研修
- 保育園マップ
- 検索条件を指定して、地図上から条件に合った保育園や幼稚園を探せる
- 発症はCode for Sapporo
- 市のウェブサイトはめちゃめちゃ使いにくい
- いちいち電話しないと詳細が見えない
- 忙しいお母さんは、そこまで手が回らない!!!
- 危うく待機児童になりそうに。。。
- 保育園マップを作った!
- Build with, Not for
- これからのサービスは、当事者と一緒に作る
- ドッグフーディング
- 自分が欲しい物を自分で作る
- Audrey Tangさん
- 台湾のデジタル大臣
- 38歳
- スーパーギーク
- ギークが大臣になると・・・
- マスクの在庫をリアルタイムで公開
- 30秒ごとに更新されるCSVオープンデータ
- HackMDに開発用の資源が展開されている
- 元のCSVに緯度経度情報がなかった
- 不便
- g0vメンバーが改良
- 日本からも改良
- 技術は国境を超える
- CivicTechに関わると自分の技術をブラッシュアップできる
- Qiitaに公開した!
- マニアック過ぎて、いいねはあまりつかないw
- なんで誰もやってないんだろう?と疑問を持ったら、不満を持つのではなく、自分でやる
- OSSの在り方、考え方
- Facing the Ocean
- 台湾でハッカソン
- 非常に楽しい
- 英語ができなくても、コードが書けたら意思疎通できる!!!
- なぜCivicTechに参加するのか?
- 私はひとりじゃないんだと感じることができる
- 地域だけでやっていると孤独を感じることもある
- みんな世界中で頑張っている人がいる、と感じられる
- かけがえのない友達ができる
Social Technology Officer
- 新しい仕事を生み出したい
- 解決したい
- 経営レベルのIT戦略をサポート
- 技術者とNPOをマッチング
- 社会課題を解決
- NPOと仮説キャンパス
- NPO法人カタリバ岩澤さん
- SIerからSTOへ
- NPO ETIC菅野さん
- ITがわかると交渉力が上がる
- CTOに必要なこと
- 社会課題を自ら解決する意欲
- 支援中のプロジェクト
- スタディクーポン
参加の機会
- ソーシャルハックデイ
- 持ち込み型ハッカソン
- その日に終わらなくても良い
- 2月22日
- Code for Japan Summit2020 Aichi
- 10月16~
- 有給スタッフも募集!
- Code for Japan
最後に
- 我々の子供の世代に、よりよい未来を残すために
- スキルを持った人が社会課題を解決しよう!!!
感想とまとめ
2歳の子供を育てているため、保育園マップの話は非常に興味を持ちました。自分が持っている技術を社会の役に立てるという考え方は素晴らしいです。何かできることがないか考えるきっかけをいただきました。自分の住んでいる地域にCode for Japanのコミュニティがないか、探してみたいと思います。