はじめに
引き続きPADIオープン・ウェーター・ダイバー・コースの学習です。 今回はセクション3の内容になります。
取得を目指すライセンス
PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースとは、世界で最も人気があり、広く知られているスクーバ・ダイビング・コースとのことです。
ダイバーになるⅢ:ダイビング環境とコンディション
- 6つのコンディションがある
- 水温
- 透視度
- 横方向でどこまで見えるか
- どこまで見えるかよりも、何を見るかの方が大事
- 水の動き
- 水面が最も強い
- 水底が最も弱い
- ダイビングの前半は流れに逆らって泳ぎ、帰りは流れに逆らわず泳ぐと楽
- 水底の構成
- シルトまたは泥
- サンゴ
- 砂
- 泥
- 基本的に水底には接触しないこと
- 太陽光
- 日焼け止めを塗ること
- 上質のサングラスもあると良い
- 淡水と海水
- 淡水のほうが浮力が小さくなる
コンディションの評価
- 自分の安全は自分で決めること
- オリエンテーションが重要
自分の限度内で潜る
- 誰でも限度を持っている
- 自分の安心感に留める
- 限度を超えると事故
- 間違った安心感が生まれることがある
- 不安を感じているとトラブルに対処できないことがある
- 徐々に限度を広げていくことが大事
水中生物
- 多くの水中生物は無害
- 基本的にゆっくり静かに動く
- 能動的な関わり方は避けるべき
- 関わりは受動的にする
- 刺す生物
- クラゲ
- ファイアコーラル
- 棘のある魚
- 噛む生物
- サメ
- バラクーダ
- タコ など
- 水中生物に興味を持たれた場合は、水底で静かにしておく
- 生物だけでなく、植物に絡まることもあるので注意が必要
ビーチ・ダイビング
- 岸から歩いて入るケース
- 泳げる程度の深さまで歩く
波をくぐってビーチ・ダイビング
- うねり
- 岩に押し付けられないようにする
- 深く潜れば回避できる
- 引き波
- 傾斜があるほど強くなる
- ロングショアカレント
- 岸を平衡に流れること
- 上流でエントリーして、下流でエキジットする
- リップカレント
- 障害物を超えて押し寄せる波
- 捕まったら、流れに逆らわないこと
- アップウェリング
- 陸地からの風が海面の水をさらうことで、深い海底から冷たい水が上がること
- 潮の干満
- 満潮時がダイビングに適している
- サーフエントリー
- 満潮時がダイビングに適している
ボート・ダイビング(準備)
- 船酔い
- 酔い止めを飲んで予防する
- 船酔いになったら、姿勢を低くして、ボートの中央にできるだけ近づく
- 吐き気を感じたら、リーワード側(海を向いて背中に風が当たる側)へ移動する
ボート・ダイビング(手順)
- ボートは乗客を確認する手順があるので、それに従う
- ボートのプロペラには絶対に近寄らないこと
- 水面のすぐ下は泳がないこと
- ボートから見えないため
ダイブ・プランニング
- 4つの段階がある
- 事前の計画
- バディ
- 目的 など
- 準備
- 機材の点検
- シリンダーの充填
- パッキング
- 最終の準備
- ダイビング前の計画
- 実際のダイブプラン
- シグナルの打ち合わせ
- 潜水時間
- 最大震度 など
トラブルの管理・防止
- 危険を完全になくすことはできない
水面でのトラブル管理(意識のあるダイバー)
- トラブルの大半は水面で起きる
- 浮力を確保することが大事
- 止まる
- 考える
- 行動する
- 助けを求めているダイバーの精神状態を確認する
- パニックを起こしているダイバーは溺れるリスクがある
- 助ける手順は4つ
- 浮力を確保する
- 落ち着かせる
- 普通の呼吸に鳴るのを待つ
- ボートまたは岸まで手助けする
水面でのトラブル(意識のないダイバー)
- 溺れたダイバーは緊急の救助が必要
- 呼吸しているかをまず確認
- 数分浮いているダイバーは注意が必要
- 助ける手順
- 浮力を確保する
- 助けを呼ぶ
- 呼吸を確認する
- 水から引き上げる
水中でのトラブル管理
- リラックスしてダイビングする
- 空気の残圧量を管理する
- 自分の限度を超えないようにする
- 疲れたら呼吸を整える
- レギュレーターのフリーフロー
- プールダイブで練習する
- 水中拘束
- 絡まっても焦らない
- まれに機材を脱ぐ必要がある
- 空気の消費量
- エア切れが起こった場合は以下4つ
- 通常の浮上
- 予備の空気源を使う(ベスト)
- コントロールされた緊急スイミング・アセンド
- 浅い深度の時に使う
- 「あー」と声を出しながら浮上する
- 緊急浮力浮上
- ウェイトを捨てる
- 「あー」と声を出しながら浮上する
- エア切れが起こった場合は以下4つ
- 水中で意識のないダイバー
- 安全な速度で浮上する
ダイビングの緊急事態でのファースト・レスポンダー・ケア
- 症状
- 呼吸困難
- 意識不明
- 心肺停止 など
- 継続的に呼吸を確認する
- 救急隊に連絡する
- 呼吸をしていたら、左を下にして、緊急用酸素を与える
- 医療機関に付き添えない場合は、事実を書く
- 水中で意識を失ったら、医師の診断が必要
機材Ⅲ 水面シグナル機材
- 音の出る機材
- ホイッスル
- エアホーン
- 膨らます機材
- シグナルチューブ
- シグナルミラー
- 太陽光を弾く
ダイブ・フロートとフラッグ
- ビーチダイブする時に使う
- 緊急時の浮具具にもなる
ダイバーとしてのスキルⅢ:バックロール・エントリー
- 水面に背を向けて背中から入ること
水面でウェイト脱着
- 緊急時に必要
- レギュレーターを付けて作業を行う
足がつった時の治し方
- フィンを使ってストレッチをする
- 収まっても数分待つこと
中性浮力(ホバリング)
- 息は止めないこと
- 30秒間はホバリングできるように鳴ること
トリムを微調整する
- 顔を下にして体を水平にする
- ダイビングを重ねることで徐々に身につく
エア切れ/予備の空気源の組み合わせ練習
- バディから予備の空気源をもらう
- 口でBCDをふくらませる
コントロールされた緊急スイミング・アセント
- 腕を伸ばして、「あー」と言いながら浮上する
- プールダイブで練習する
おわりに
DVDを一通り見終わったので、テキストを読み進めて模擬試験を解きます!! あとはプールダイブで実践あるのみ!