はじめに
35歳になり、人間ドッグを受けるようになりました。人生初の胃カメラを体験したのでレポートします。未経験の方の参考になれば幸いです。
なぜ口から受けようと思ったのか?
息子が生まれたからです。我が子のために、少なくとも息子を独り立ちさせるまでは健康で長生きせねばと思いました。 基本的に治療よりも予防だと思っています。そのため、検査するなら徹底的にしようという方針を決めました。鼻からの胃カメラよりも、口からの胃カメラのほうがより検査しやすいと考えた結果、あえて鼻からではなく口からの胃カメラを選択しました。
ちなみに、私は慢性副鼻腔炎を患っていたので、鼻からはできなかったのではないかな、とも思います。
受ける前の想像
実際に受ける前の胃カメラのイメージは以下のとおりでした。
- ものすごく大きいカメラを口から入れる
- ずっと吐きそうな感じが続く
- 涙が出たり、胃液や唾を吐きながら診察される
- ものすごく痛そう
伊藤さんの胃カメラ体験記を読んだりして、さらに恐怖の想像を膨らませていました。筋肉注射とかめっちゃ痛そう・・・。
実際に受けた感想
事前に最悪の妄想を膨らませていたせいか、もしくは先生が上手かったのか、思っていたよりも随分楽でした。来年も受けてもいいなと思います。 特に痛くもなく、吐きそうになることもなく、あっという間に終わりました。実際に胃カメラを胃に入れていた時間は10分程度だったように思います。 ちなみに肩の力を抜いてリラックスすること、鼻から息をするようにすると楽でした。
バリウム検査と比べてても、体への負担は軽いと感じました。喉の麻酔が切れれば、すぐに食事を摂ることもできました。
胃カメラを入れるまでの流れ
- 胃の中をきれいにする薬を飲む
- ゼリー状の喉の麻酔を5分喉にためる
- つばを飲みこまないように言われる
- 診察室へ移動
- ベッドに横向きになって説明を受ける
- お医者さんから「パニックになって胃カメラを抜こうとしないように!」と釘を刺されました
- きっと過去にそういう人がいたのだろうな・・・。
- お医者さんから「パニックになって胃カメラを抜こうとしないように!」と釘を刺されました
- 胃カメラ挿入!
- 想像していたよりも細かったです。
- 鼻から入れるサイズよりも少し太いかな?くらいです。
- ずるずる奥にはいる感触がする
- 麻酔が効いているため、痛くはなかったです
- ここが一番辛かったですが、先生や看護士さんから、「今一番大変な所を通過してますよ〜。すぐ終わりますよ〜。通りました〜」という感じで声をかけてもらったので、気は楽でした
- 喉の奥のえずく感じはあまりしなかったです
- 肩の力を抜いて、鼻から息をするとなお楽です
- なにより、落ち着くのが大事です
- 想像していたよりも細かったです。
- 胃に到達した後、もう少し奥に入ってきます
- 空気を出したり、十二指腸を見たりしました
- 胃の中を見ながら、お医者さんと会話しました
- ずっと胃カメラを直視しないようにしていたので、ちょっと精神的ダメージを受けましたが、胃の中に炎症があるとのことだったので、見せてもらいました
結果
びらん性胃炎が見つかりました。
まだ軽微ではあるものの、炎症が進むとポリープなどになったりするそうです。辛いもの、お酒、脂っこい食事、コーヒーは控えるようにとのこと。子供が生まれて、お酒を飲む機会は減りましたが、コーヒーはブラックで1日350ml飲んでいるのでちょっと節制せねばなりません。自覚症状がゼロだったので助かりました。
おわりに
ということでこの記事では口から胃カメラを入れて検査してもらった話をレポートとしてまとめました。 自覚症状がない体の不調を見つけることができたため、バリウムではなく胃カメラを選択してよかったです。症状が悪化する前に予防するのが一番だと思っていますので、また口から胃カメラを入れてみたいと思います。落ち着いて、リラックスしていればそこまで辛くはありません。もし辛かったとしても10分程度で終わるので、バリウムを飲んでぐるぐる回り続けるよりも随分楽です!
みなさんの参考になれば幸いです。