紙一重の積み重ね

アラフォーのエンジニアがなれる最高の自分を目指して、学んだことをこつこつ情報発信するブログです。

#CoderDojo さいたまにメンターとして初参加してきました

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はじめに

5/20に開催されたCoderDojoさいたまにメンターとして参加してきました。

coderdojo-saitama.com

会場の6Fはとってもおしゃれ!!

大宮のコワーキングスペースである7F(ナナエフ)の一つ下の6F(ロクエフ)で開催されました。フリードリンクもあり、とても快適でした。コワーキングスペース利用もいつかしてみたいです。

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当日の流れ

  • 設営
  • メンター打合せ
  • ニンジャ受付
  • 作成タイム
  • 発表
  • メンター振り返り
  • 片付け

さいたま道場が55回目という歴史の長さに驚いた

今回初めて参加させていただきましたが、2014年3月に第1回を開催してから、今回で55回目とのことでした。非営利のイベントで長く続けることができるということは、メンターの努力だけではなかなか難しいことです。

初参加のニンジャの保護者の方から、「ずっと参加したかったんですが、申し込みの競争倍率がすごくて、すぐ満席になってしまうんですよ」というお話を伺いました。それだけ関心度が高いイベントだということなのでしょう。

メンター、ニンジャ、ニンジャの保護者みんなで作り上げてきた歴史なのだなあと驚きました。

初参加のニンジャが「楽しかった!」と言ってくれる喜び

15名中、初参加のニンジャが8人ほどいたので、初参加のニンジャと関わることが多かったです。最初はニンジャのPCにWi-Fiの設定をしたり、キーボードの日本語入力がおぼつかないニンジャのサポートをしたり、「何作ってるの~?」と定期的に話しかけたり、動くものができたときには「すごいね!」と一緒に喜んだりしていました。

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緊張していたせいか、最初は表情が硬かったニンジャも、最後の発表の時には「楽しかった!」と言ってくれる子が多くて嬉しかったです。

常連のニンジャの成果物はプロ顔負け

常連と思われるニンジャのレベルが高かったです。scratchでスーパーマリオっぽいアクションゲームを作っていたり、マップやセリフを考えたオリジナルのRPGを作っているニンジャを見て、子供の想像力の自由さ・豊かさに刺激を受けました。

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スマホ等のゲームも楽しいかもしれませんが、自分で考えて自分でゲームを作る創作活動もまた楽しいものです。プログラミングは、個人の能力差や生産性に大きく差がつきやすい分野です。小学校低学年からはじめて、そのままプロになったら凄まじいことになるだろうと思います。

ニンジャたちの将来が楽しみです。

「●●したらいいんじゃないか?」「くそー!何で動かないんだ!?」

今回、私が一番印象に残っているニンジャの独り言です。私も業務中にプログラム書いてるときに同じことを言ってます。ああー、大人も子供も同じこと言うなあと、とても印象的でした。

自分の頭で考えて、思いつくままにロジックを組んで、「これでいけるはず!」と思いながら実行ボタンを押すと大体バグってる。もしくは期待と違う動きをする。自分の考えに自信があればあるほど、「くそー!何で動かないんだ!?」と叫びます。そしてまた考えます。プログラミングはその繰り返しなんですね。

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積み重ねたscratchのブロックを1つ1つ見直したり、考え直したり、地道な試行錯誤もまたプログラミングの楽しみだと思います。その過程を経ることで、自分の意のままに動くプログラムを完成させたときに得られる満足感もひとしおです。

私もニンジャと一緒に、考えるのが楽しかったです。

純粋にプログラミングが楽しいと思えることは貴重

プログラムを書くことを生業としている場合、納期に追われ、仕様調整に追われ、よくわからん社内調整に追われ、疲弊することがままあります。純粋に自分が好きなものを作ることができるということは稀です。

お客様がいる以上、納期や予算、お客様が望むもの(要件)に引っ張られがちだからです。受託開発ではなく、自社プロダクト開発であればまだ自由にできる余地があるかもしれませんが、プロダクトオーナーの意思が色濃く反映されがちです。仕事である以上、好き勝手にはできないことが多々あります。

そんな中、「ぼくがかんがえたさいきょうの●●」を目を輝かせながら作っているニンジャたちを見て、私も仕事の枠外でプログラムを楽しみたいなと思いました。

純粋にプログラムが楽しいと思えることは、とても貴重です。

まとめ

ということで、本エントリでははじめてのメンター参加について書きました。 はじめてのメンターはとても楽しかったです!

今後もメンターとして参加していきたいと思いますので、さいたまの皆さまよろしくお願いいたします。