はじめに
平成29年分の税金を、eTaxを使って確定申告をしました。
e-Taxとは?
国が運営している電子申告用のシステムです。
e-Tax 公式ページ
確定申告書類の作り方
高価なソフトウェアを購入する必要はなく、すべてネット上で作成できます。
確定申告書等作成コーナー パソコンで申告書などを作成される方
確定申告が必要な場合
給与を会社からもらっている会社員の人たちは、年末調整をしていますが、以下の場合は確定申告が必要になります。
- 10万円以上の医療費がかかった場合
- ふるさと納税や寄付などを行った場合
- 雑収入があった場合
税金は自分で申告しないと返ってこないため、必須です。
妊婦検診や出産費用は医療費控除の対象になる
昨年、子供が生まれたため多額の医療費がかかっています。助成金を除いた自己負担額で申告することになりますが、それでも10万円以上のお金がかかっています。少しでも税金が返ってくるのはありがたいです。
【残念】MY HEALTH WEBの医療費明細は使えなかった
私の会社の保険組合は、関東ITソフトウェア健康保険組合です。医療費の明細は、MY HEALTH WEBから取得できます。医療費控除を行うにあたり、医療費明細をそのまま提出できるようになったので、早速ダウンロードを試みましたが、なんと2017年11月分まででした。2017年12月分は、2018年3月8日に反映されるとのことです。確定申告は2018年3月15日までなので、残念ながら今回は見送りました。
e-Taxのメリットは提出が楽なのと還付が早いこと
e-Taxのメリットは以下3つです。e-Taxだと2000円税金が返ってきた時期もあったのですが、今はもうやっていないようです。
1. 印刷や郵送が不要
PCに接続したICカードリーダーでマイナンバーカードを読み取り、そのままネットで作成した確定申告書類を提出できます。
2. 添付書類の提出が省略できる
医療費の領収書や源泉徴収票などの原本の提出が不要になります。 医療費の領収証は大量になることが多いため、非常に助かっています。
3. 還付が早い
eTaxだと大体2~3週間後に税金が戻ってきます。
詳細は以下公式ページをご覧ください。
e-Taxに必要なもの
以下2点が必要です。
マイナンバーカード
マイナンバーカードに含まれている電子証明書を登録します。登録の手続きは確定申告の途中で行います。マイナンバーカード作成時に設定した電子証明書のパスワードが必要です。
ICカードリーダー
ICカードが読み取れれば何でもよいです。我が家ではSonyのリーダーを使っています。
おわりに
e-Taxは準備が手間ですが、1度使ってしまえば非常に楽なシステムです。ふるさと納税など確定申告が必要な方はぜひお試しください。