はじめに
つみたてNISAの仕組みをきちんと理解できていなかったので、再整理します。
【SBI証券】つみたてNISAのおさらい
- つみたてられる限度額は1年で40万円まで
- 1ヶ月あたりの上限額は、33,333円まで
- 40万円/12ヶ月=33,333円
- 割り切れない端数については、ボーナス月で調整する必要がある
- 割り切れない金額だと面倒なので以下のようにする必要がある
- 月33,000円
- ボーナス月4000円
- 割り切れない金額だと面倒なので以下のようにする必要がある
【要注意】年の途中から始めた場合でも、月の限度額は3.3万円のまま
これは勘違いしていました。18年2月から始めた場合、40万円/11ヶ月=36,363円になるのだろうと思っていましたが、これはできません。制度上、何月から始めても1ヶ月あたりの限度額は33,333円とのことです。そうだったのか・・・。
つみたてNISA投資可能枠は残っているのに積立設定できないのはなぜですか...
つみたてNISAでは、いつ設定する場合であっても、1回あたりの設定金額の上限は変わりません。 したがって、年の途中につみたてNISAを始めた場合、その年のつみたてNISA投資可能枠は使い切ることはできません。(ボーナス月コースを利用することで、余ったつみたてNISA投資可能枠を使用することができます。 )
<1回あたりの設定金額の上限> 毎日コース:1,619円(=40万円÷247) 毎週コース:7,692円(=40万円÷52) 毎月コース:33,333円(=40万円÷12)
(例)ある年の3月からつみたてNISAで積立買付を始めた場合(毎月コース設定) ※3月~12月まで10ヶ月ですが、4万円(=40万円÷10ヶ月)の設定はできません。 毎月の上限(33,333円)で積立設定をすると、 33,333円×10ヶ月=333,330円 となり、年内のつみたてNISA投資可能枠(40万円)を使い切ることはできません。
上記の場合にはボーナス月コースを設定いただくことで、残りのつみたてNISA投資可能枠(66,670円)を使い切ることができます。
ということで、2月から始めた場合、つみたてNISAの枠を使い切るためには以下となります。
- 毎月のつみたて金額
- 33,000円×11ヶ月=363,000円
- ボーナス月での調整
- 400,000円-363,000円=37,000円
これを踏まえて、以下の通り設定を変更しました。
【要注意】40万円の枠を使い切った後は自動で課税口座で投資、という買い方ができない
年間40万円を超えて投資をしようと思った場合、完全に自動化はできないようです。例えば、投資可能額が60万円だった場合、
- つみたてNISA:40万円
- 課税口座:20万円
で買いたいと思っています。特に、ボーナス支給月には多めに投資したい。以下のような設定を行えば、40万円を超えた分は課税口座で買ってくれるものと思っていました。(これも勘違い)
- 毎月のつみたて金額:33,000円
- ボーナス月での調整:23,7000円
しかし、つみたてNISAでは40万円を超える金額は設定できないとのことです。
つみたてNISA投資可能枠(40万円)を超えるケースはありますか?|よくあ...
つみたてNISAは制度上、積立設定時点で非課税投資可能枠(40万円)を超えるような設定はできません。
結局、40万円を超える投資をしようと思う場合、別途課税口座でも積立設定が必要になります。面倒ですが、リバランスとボーナス月の投資用に課税口座での積立設定も行いました。
ひとまず月1,000円、ボーナス月10,0000円としました。
現在の投資状況
おわりに
つみたてNISAは仕組みを理解しないと使いこなせないと感じました。何はともあれ、2月から積立投資を始めていきます!