紙一重の積み重ね

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【育児】0歳の息子と一緒にさいたまパパスクール9期に参加してきました #さいパパスクール

はじめに

0歳の息子と一緒に さいたまパパスクールに参加してきました。

さいたまパパスクールとは

前回の記事にも書きましたので、よかったらご覧ください。

www.yokoyan.net

さいたま市と共同で開催されている父親向けのコミュニティです。今回で 9年目になるそうです。

さいたま市の職員の方も3名ほど参加しており、 待機児童への取り組みなど直接お話を伺う機会がありました。 父親向けのコミュニティスクールは全国の自治体でも開催するところが増えているそうです。さいたま市は9年前からやっているということで、全国的に見ても先進的な自治体であるとのことでした。

また、さいたま市は20代、30代の子育て世代の核家族が非常に多いそうです。。そのため、家庭のなかでの父親の役割は非常に大きいというお話をされていました。

0歳の息子、初めての一時保育へ

さいたまパパスクールでは、子連れでの参加を推奨しています。 なぜならば、 子供と一緒に父親が参加することで、母親が休みを取ってリフレッシュすることができるためです。 全3回の予定ですがすべて息子と一緒に参加する予定です。

最近、NHKにて乳幼児の突然死は、昼寝中でも心拍数が高く、緊張状態が続いているというニュースを見ました。

news.livedoor.com

保育施設で乳幼児が睡眠中などに突然死亡する「突然死」の多くは、入園から1カ月以内に起きていることから、医師などで作る団体が調べたところ、入園した直後の乳児は昼寝中でも心拍数が高く、緊張状態が続いていることが分かった。団体では突然死との間に何らかの関係があるとみて、調査を続けることにしている。NHKニュースが報じた。

親族以外の方に息子の面倒を見ていただくという機会が初めてだったため、かなり心配ではありましたが、さいたまパパスクールに参加している3時間の預かりだったため、お願いすることにしました。

保育士資格を持ったボランティアの方々が、息子の面倒を見てくださったので非常に助かりました。保育園などと同様に、持ち物に名前を書き、預ける前に息子の体温を測って伝えます。ミルクも飲ませていただきました。

今回行ったこと

さいたまパパスクールは全3回の予定です。

サイパパ流子育て

まずはじめに、運営スタッフの方から、以下を学びました。どれも共感できます。

  • 子育ては時限的なもの
  • 子育てに正解なし(みんなそれぞれ 置かれている環境や 事情が違う)
  • 子供達は愛すべき怪獣。認めてあげる
  • 楽しんだ者勝ち
  • パパとパパが繋がることで解決できることがある
  • パパ友を作ろう
  • 最後はコミュニケーション(奥さんや、子供、パパ友にも言わないとわからない)

アイスブレイク

隣の席の方とペアになり、1分間で他己紹介を行いました。

マシュマロチャレンジ

チームビルディングの一環としてマシュマロチャレンジを行いました。 チームビルディングの研修のワークショップなどで有名なのだそうです。 20本のパスタ、マシュマロ、紐、マスキングテープ、はさみを使って、高いタワーを作ることが目的です。

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チームメンバーといろいろ相談しながら、たくさんを積み上げていくことで 一体感を出すことが目的なのだと思います。 世界記録は99センチとのことでした。が、 私たちのチームはわずか2センチでした・・・。(倒れたマシュマロの高さということです)難しい・・・。でもとても楽しかったです。

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ワークショップ(パパのお悩み相談室)

最後に、父親の悩み相談を共有するというワークショップを行いました。 自分のことだけに限らず、子育てに困っている相談者になったつもりで、付箋に悩みをたくさん書いていきます。 付箋に書かれた悩みについてディスカッションをした結果を、模造紙にまとめて チームで発表を行いました。

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参加した感想

父親同士で話すのは、非常に楽しかったです。 みんな同じようなことで悩んでるなということがわかりました。 子供の月齢に応じて悩みはある程度共通化できるようです。

0歳〜3歳までは、以下の悩みが多かったように思います。

  • 奥さんとの関係をどううまく築いていくか
  • 子育ての環境について
  • お金について
  • 核家族が増える中で、どう周りに相談していくか
  • 保育園に入りづらいなど

4歳や5歳となってくると、より悩みが高度になってきます。

  • 自己主張が強くなってきた
  • 足し算や引き算をどう覚えさせるか
  • プリキュアが覚えられない

お子さんが息子なのか娘なのかで、さらに枝分かれしていくようです。

残念ながら、さいたま市はまだ保育園に入りづらいという現実

さいたま市職員の方がいらっしゃったので、待機児童の問題について質問しました。職員の方曰く、冒頭でお話された通り、さいたま市は非常に核家族が多いとのことでした。特に子育て世代である二十代、三十代の核家族化が顕著であるそうです。

市としても保育園の新設を進めているものの、来年から保育の無償化が始まるということで、さらに入りづらくなるということが予測されるとのことでした。 ここは待機児童ゼロを目指して本当に取り組んでほしいと感じたところです。

子育ては有限であるということ

子育てができる時間というのは限られています。 子供が親離れするまでです。 具体的には15歳ぐらいまででしょうか 義務教育が終わり、高校生になると、友達や部活といった子どもならではのコミュニティが形成されます。 (自分自身、振り返ってみるとそうでした。)親といるよりも、友達といる時間の方が大切で長くなっていくことが多いと思います。無条件に親を頼ってくれる時期というのは、実はかなり短いように思います。

実際、0才児を育てていますが、新生児の時期は終わっています。今は乳児の時期ですが、来年には幼児の時期になるでしょう。今、目の目にいる息子との一瞬一瞬の時間を大切にしたいと感じました。

おわりに

息子と二人で出かけ、しかも息子を保育していただくという初めての機会で緊張しましたが、無事に楽しく参加することができました。前の期の先輩パパがスタッフになられている様を見て、パパがパパを育てるというさいパパスクールのコンセプトは非常に理にかなっているなと感じました。第二回、第三回も楽しみです。