紙一重の積み重ね

35歳のエンジニアがなれる最高の自分を目指して、学んだことをこつこつ情報発信するブログです。

【小宮一慶さんの教え】「超」一流コンサルタントが実践する情報を「知恵」に変えるトレーニングから学んだこと

はじめに

私の人生の師匠である小宮一慶さんの本を読みました。今回は読みながら考えたことをまとめます。

前回の記事

www.yokoyan.net

読んだ本

どんな人におすすめか

  • マクロ経済を勉強したい人
  • 正しい生き方を学びたい人

読みながら考えたこと

世の中が自分になんの価値を見出すか?

小宮さんの本を読んでいるといつも背筋がピーン!と伸びる思いがしますが、今回はココが一番刺さりました。

大事なのは世の中の評価なのです。

経営コンサルタントである私がiPS細胞の論文を読む必要があるかというと、これはまったくないと思っています。美術史や歌舞伎も好きですが、専門家ほど深くは学んでいません。

そもそも経営や経済に関すること以外について多くの情報や深い知識を持つことを、世間は経営コンサルタントの私に求めていないのです。

自分の価値、すなわち世間から見た自身の価値を高めるために何をするかが大切なのであり、「何を、どこまで知っておけばいいのか」ということも、そこから自ずと決まってくるはずです。自分の価値を高めることにつながらないことを、人並み以上に知る必要はないのです。

つまり、お前は何の仕事で飯を食っているのだ?ということですね。私の仕事はエンジニアです。自分の守備範囲をざっと書いてみました。

  • 自分の職業はインフラと実装ができるエンジニアである
  • 自分の強みはAWSを使ったインフラ設計・構築
  • Railsを使ったWebアプリケーション開発もできる
  • データベースの知識もある(Oracle12c Gold)
  • SQLの知識も本を2冊書くくらいはある
  • プロジェクト管理の経験も5年くらいある

小宮さんの経営コンサルタント養成講座に通っていたころは、毎日2〜3時間かけて日経新聞を読み、マクロ経済を分析し続けました。その後、その習慣を4年ほど続けましたが、エンジニアとしての自分の価値を高めることではないのでは?と、ふと思い、昨年から方針を変えました。

日経新聞は読み続けていますが、自分の技術を高めること(Railsチュートリアルの学習等)に時間を使うようにしました。

重要なのは、自分の仕事に関係の大きい関心のある領域を決めたら、その中のことは、あらかた分かろうと努力することです。守備範囲外のことは、ほどほどでよいのです。

これを逆にしてしまうのはまずいですね。自分が本来知っておくべき領域をおろそかにして、それ以外のことに精を出すのは本末転倒です。

はい。まさにこれです。日経新聞を深く読むことで、会社の製品企画に活かしたりすることができましたが、本来自分が知っておくべき領域ではない(マクロ経済分析をすることが自分の仕事ではない)と考えました。今後も引き続き、エンジニアとして自分の技術力を高めることに時間を使います。具体的にはAWSの勉強と、Rubyやテストコードの習得をしていきます。

プロのエンジニアとしての基準を持つ

ここも刺さったので抜粋。本の中では、「何でも鑑定団」の鑑定士がなぜ瞬時に本物と偽物を見分けられるのか?という話もされていました。

仮説というのは物事を判断する基準になります。正しい仮説を立てることができれば、ものがよく見えるようになります。正しい原理原則を持つことも、判断基準を持つことにつながります。

プロはどこのどういう点を見分ければ本物かどうかがわかるという基準、すなわち「仮説」を持っているのです。

プロのエンジニアとしての基準の例として、最近、ソースレビューってどうやるのだろうか、と悩むことがありました。これは自分の中に基準がないからなのだろうと、本を読んで気付きました。

  • ソースレビューで迷うのは、自分の中に基準がないから。
    • 正しいソースはこうであるという「仮説」を持っていない
    • 仮説に照らし合わせて考えるのが、ソースレビューではないか?
    • 何も基準を持たずにソースを見るよりも、ずっと見えやすくなる

ということで、ソースコードの古典的名著であるリーダブルコードを読んでみようと思いました。

まずは1つの分野を深掘りする

経営者には、多くのことで基礎的な知識が必要です。たとえて言えば、10種競技のようなものです。

エンジニアも10種競技のようだと思います。プログラミング、データベース、ネットワーク、クラウド、業務知識や製品知識・・・。実に様々な能力が求められます。最近では、IoT、機械学習なども加わりつつあります。

正直、技術の新加速度が早すぎて泣きそうになる時があります。自分が勉強して追いつく前に、技術が移り変わっていくのはしんどいです。

経営コンサルタントは、経営者同様、10種競技の基本をマスターするのと同時に、会計でも戦略でもマーケティングでも何でもいいから、まず一つのことを深堀りすることです。それができたら、そういう分野を一つ、また一つと増やしていけばいい。そうすれば、いつかは10種競技で勝てるようになります。

でも、これは口で言うほど簡単ではないのです。一つのことを深められない人は、他のことも深められません。

まずは1つの分野を深堀りすること。今年はAWSの知識を深堀りしていく方針です。AWS SOAの資格取得を目指してがんばります。それ以外の技術分野は、Software Design総集編でざっと目を通してみたいと思います。

まとめ

ということで、2回にわたって「知恵」に変えるトレーニングを読んだ感想をまとめました。まずは1つの分野を深堀りすること。そしてそれを増やしていくこと。当たり前のことを馬鹿になってちゃんとやる。自分がなれる最高の自分を目指して、そこに通じる目標を見据えて、腐らず、焦らず、でも急ぎつつ、毎日紙一重の努力を積み重ね続ける。これが私が小宮さんから学んだ人生の生き方です。

小宮さんの本は演歌のように何度も何度も繰り返し読むと、自分の中に染みこんでいくような気がします。

これからもなれる最高の自分を目指して、紙一重の努力を積み重ねたいと思います!